【季節行事】春祭りについて
このたびの熊本地震により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申しあげますと共に、一日も早い復旧をお祈り申しあげます。
さて、今日からゴールデンウィークです。いろいろと計画をされている方も多いと思います。
県内では、となみチューリップフェアが開幕し、黒部峡谷トロッコの運転もスタートしました。観光シーズン到来です。春の祭礼も盛んな時期です。
今日は、「まつり」についてのお話を・・。
お祭りは、神社や寺院を舞台として行われることが多くあります。
⚪️「五穀豊穣」「商売繁盛」「無病息災」「家内安全」など招福祈願、厄除祈念として行われるもの
⚪️節句など年中行事が発展して行われているもの
⚪️偉人の霊を慰めるために行われるものなど様々あります。
獅子舞や山車・御神輿・稚児舞など地域によってスタイルも様々です。富山県は、獅子舞伝承数日本一で、春と秋に開催されるまつりでは、およそ1000の獅子が舞われます。
まつりの祝儀を「花」といい、祝儀を出すことを「花を打つ」と言います。多額の花には、御礼口上が独特の節回しで読み上げられます。
また、結婚や出産・新築などおめでたいことがあった家は、ご祝儀とあわせて「花目録」(花紙ともいう)を用意されます。特に、県西部地区に多い習慣です。鯛・宝船など縁起のよい図柄の入った紙に奉納品を記入したものです。「花目録」は、公民館や山車に貼られます。地域によっては、玄関先に貼り獅子がくわえ家の中に入り込むそうです。
地域に密着している「まつり」、大切にしていきたい文化です。
サンエツでは、「花目録」のご用意もさせていただいております。
贈り物に関すること・行事のご相談など、どうぞお気軽にお尋ね下さいませ。
2016年4月29日 | 季節行事