【Q&A】家の建築にあたっての行事
先日、このようなご質問をいただきました。
Q:今、新築中の家が来年の春に完成の予定です。
家が完成するまで、どのような流れで行事があるのでしょうか?
A:確かに、家の新築にあたっては、「地鎮祭」「上棟式」などの言葉を耳にしますね。
それぞれ、どのような行事なのか、また、節目に必要なご挨拶についてもご紹介させていただきます。
まずは地鎮祭から始まります。次に上棟式(建前)、そしてお家が完成したら新築内祝いがあるかと思います。
・地鎮祭
まず地鎮祭は家を建てる前にその土地の神を鎮め、敷地を清め工事中の安全と末永い家族の繁栄を祈る儀式です。
地鎮祭の方法にも土地柄があるようですが、基本的には、土地の四隅に竹を立て、その間をしめ縄で囲って、その中に祭壇を作り、お供え物を並べます。
そして、神主さんが祝詞を奏上し、鍬入れなどが行われます。
お供え物は、奉献酒、海の幸(するめや昆布など)、山の幸(大根・山芋など)を基本とすることが多いようです。
最近では、工務店や神主さんでご用意されることも多いようです。
・建てる前のご近所へのご挨拶
地鎮祭が終わり、すぐに工事に入るわけですが、何かとご近所には迷惑をかけることが出てきます。
工事関係者の車の出入り、工事中の騒音、ホコリやごみなども出ます。
引越しのタイミングでご挨拶されようとお考えの方もおられるかと思いますが、建築業者任せにせず、工事が始まる前の段階で施主であるご本人様がご挨拶されることをおすすめします。
ご挨拶品は、実用的な洗剤やタオル類などが一般的です。
・上棟式(建前)
上棟式は家の骨組みが完成した時に行う儀式です。
新しい家への祝福と共に職人さんたちへのねぎらいと今後の工事の安全無事を願う行事です。
本来は、神主さんを招いて行われていましたが、今では棟梁が代理として取り行うことが多くなっています。
そして施主と職人さん、工事関係者が集まり、食事や会話をした後、ご祝儀・お土産(引き出物)を渡し、終了するやり方が多いようです。
しかしながら最近では、昨今のコロナ禍を鑑み、宴席を設けずに、引き出物を通常よりも豪華にされたり、品数を増やすなどして対応される方も増えているようです。
サンエツでは、出世魚のぶりかまぼこ+お赤飯+日本酒2合瓶のセットをおすすめしております。
こちらにプラスして果物やお菓子などもご用意致します。
・新築内祝い
ついに夢と希望の詰まったマイホームの完成です!
新しい家に、お披露目も兼ねて親しい人を招き祝宴を…
というところですが、こちらもコロナ禍で今はできない、というお声をお聞きします。
新築のお祝いは頂いたので、どのようにお返しすればよいか?というご相談もよくいただきますが、
いただいた金額の半分から3分の1を目安に内祝い品を用意され、さらにお礼状も添えて贈られれば喜ばれるかと思います。
内祝いの品としては、記念という意味で消耗品より残るものが多く、食器類(ガラス・陶器)・キッチン用品(お鍋など)がおすすめです。
また、最近では先様にお好きなものを選んで頂けるカタログギフトも人気です。
サンエツオリジナルの出世魚・ぶりのかまぼこのセットもおすすめです!
「さあここからだ」「心機一転、がんばります!」という意気込みが伝わります。
コロナ禍が明けた際には、ぜひ改めて親しい人を招き、新築した家を見ていただけたらと思います。
以上のように、家を建てる際には様々な行事がございます。
多くの人が一生に一度しか経験しないことなので、何かと戸惑うことや不安に思われることもあるかと思います。
行事にまつわるご相談は、ぜひサンエツスタッフまでお声かけくださいませ。
2021年9月8日 | 新着情報