【御祝いとお悔やみ】金封に入れるお札の違いについて
ご結婚やご出産の御祝や、香典やご法事のご仏前など様々な場面で金封をお渡しされる機会があると思います。
場面によってお札の入れ方やマナーが異なります。
本日はそれらについてお伝えさせて頂きます。
<結婚や出産の御祝など>
あわびのし(不老長寿を願い縁起が良い)と水引がついたのし袋に入れます。
お札の向きはお札の肖像画お顔が手前に見えるようにします。
また、紙幣は新札でお渡しするのがマナーとされています。
これには、「新たな気持ちで」とか「新鮮さ」を表すというような意味があるようです。
尚、御祝金をいくら包むか、というのは個別のケースで一概には言えませんが、日本では一般的に、奇数(1,3,5万円など)がよく使われてきました。
もし2万円を包みたいときは、1万円札を1枚と5千円札を2枚にして計3枚の奇数にして包む、という方法もあるようです。
<香典やご法事など>
お札の向きはお札の肖像画を下にして裏返します。
お顔を伏せるという意味合いがあるとされているようです。
ご不幸の場合は古い紙幣(つまり日常的に使用されていた紙幣)を使います。
これは、突然のことで、ご不幸を事前に知ることができなかった為、とりあえず用意したという「思いやり」の心が込められています。
もし新札しか手元にない場合は、角を折り曲げて折り目を付けてから使うこともできます。
相手への思いやりや、マナーとしてぜひ覚えておきましょう。
サンエツでは、贈り物に関すること、行事のことなどご相談にのらせていただきます。
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2021年11月4日 | 新着情報