~Q&A~KNBラジオ「おくりもの専門学園」より 《ひな人形》《五月人形》
2月18日(金)に放送されたKNBラジオ「おくりもの専門学園」より
《ひな人形》《五月人形》に関して、皆様からお寄せいただくことの多いご質問にお答えさせていただきました。
①2月2日に初孫(女の子)が誕生しました。初節句のひな祭りは今年の3月3日にすれば良いですか?
【答え】
今年の3月3日が初節句にあたられるので、もちろん今年お祝いをされても大丈夫です。
誕生から21日以内に節句の日が来る場合は、翌年に行うことが一般的となっています。
ただ、お生まれになられたばかりで、何かと慌ただしくされているかと思いますので、来年、落ち着かれたタイミングでお祝いをされても問題はありません。
(生まれられてから2~3ヵ月に満たれない場合は、ゆっくりと落ち着いてお祝いをされるのが難しいこともあるかもしれませんので、誕生から21日を過ぎていたとしても、来年お祝いをされても良いかと思います。)
②ひな人形・五月人形はそれぞれいつごろ飾り、いつごろしまうのが良いですか?
【答え】
◎ひな人形
~飾る時期~
一般的には立春(今年は2月4日でした)から2月中旬にかけてが良いと言われています。遅くとも、ひな祭りの1週間前頃までには飾り付けを済まされたら良いと思います。
~しまう時期~
ひな祭りが終わってから、3月中旬ごろまでに片付けられると良いと思います。
ポイント
「よく晴れた湿気の少ない日」にしまわれることをおすすめします。お人形は湿気が大敵です。ジメジメした日に片付けると、お人形に湿気を残してしまいます。
長く飾られるものなので、天候とご相談されて、良いタイミングでしまわれると良いですね。
◎五月人形
~飾る時期~
3月中旬から4月中旬ごろまでに。ひな祭りが終わってから飾られても良いですね。
~しまう時期~
5月5日の節句の後、5月中旬ごろまでには。
ひな人形同様、「よく晴れた湿気の少ない日」にしまわれるのがおすすめです。
③初節句のお祝いは誰を招き、どのようにしたら良いですか?
【答え】
お子様の祖父母の方や、ご両親の兄弟の方を招かれるなど、近しいご関係の方でアットホームな感じでお祝いをされたら良いと思います。
お祝いの席には、ひな祭りだと、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物(殻をピッタリと合わせることから「幸せな夫婦」を意味するそうです)、甘酒や菱餅などがよく出されます。
この時期は、新鮮な魚介類や春のお野菜が出回っています。また、スーパーなどでも節句のお祝いのコーナーがあったりもしますので、そういったところを参考にされてはいかがでしょうか?
他には、お子様のお好きなお菓子やケーキ、ジュースなどを出されて、難しく考えられずに、お子様を囲んで楽しまれたら良いのではないでしょうか?
他にも、ひな人形や五月人形、節句の行事などについてご質問がありましたら、どのようなことでもご相談くださいませ。