【Q&A】赤ちゃんが生まれてから一年間の行事
今回は、赤ちゃんの誕生に際して、親御様からいただいたご質問にお答えいたします。
Q.先日、初めての子供が生まれました。
赤ちゃんが生まれてからの一年間は、行事が色々とあると聞きましたが、どのようにすれば良いのでしょうか。
A.ご出産おめでとうございます!
赤ちゃんが生まれてからの一年間は、赤ちゃんが無事生まれてきたことに感謝し、今度健やかに成長していくようにという祈りを込めて、いくつかの行事がございます。
赤ちゃんが生まれてからの一年間の主な行事について、順にご紹介させて頂きます。
- ご誕生7日目「お七夜」
赤ちゃんが無事に7日目を迎えられたことに感謝し、今後の健やかな成長を願ってお祝いします。
また、赤ちゃんの名前を親戚や知人に披露する「命名式」もこの時に行います。
- ご誕生1か月「お宮参り」
男の子は31日目、女の子は33日目に行う行事です。
富山県では、ご誕生100日目でされる方もおられます。
お宮参りは生まれた土地の神様に赤ちゃんを連れて参拝し、無事誕生したことの報告と、今後の健やかな成長をお祈りするものです。
お宮参りは赤ちゃんの両親と父方の祖母の三人で行く、というのが古くからのしきたりですが、これにこだわらず、両家の祖父母が同行しても構わないと思います。
- ご誕生100日目「お食い初め」
一生食べ物に不自由しないようにと願いを込めて行う行事です。
祝い膳を用意して子供に食べさせる真似をさせます。
- ご誕生1年「初誕生」
生後初めての誕生日を『初誕生』と呼びます(満1歳)。
子供の1年の無事な成長に感謝しこれから末永く健康でいるよう願う行事です。
富山では1升分のお餅を誕生餅として贈り、風呂敷やバッグに入れて子供に背負わせます。
以上が主な行事です。
行事の日取りはあくまでも赤ちゃんと母親の体調を最優先に、ご家庭のご都合を考えて調整されればよろしいかと思います。
どの行事も、赤ちゃんにとっては一生に一度のことです。
赤ちゃんのご両親もぜひ楽しんで、行事を通して赤ちゃんの成長をお祝いしていただければと思います。
Q.出産のお祝いをいただきました。
お返しはどのようにすれば良いでしょうか?
A.お返しは産後1ヶ月を目安にされる方が多いようです。
お返しは赤ちゃんの名前で「内祝」とします。
お返しは頂いた金額の3分の1から2分の1程度が目安です。
(※ご親族などから高額のお祝いをいただかれた場合は、「赤ちゃんの為に使って欲しい」というご厚意に甘えて良いかと思います。必ずしも半額から3分の1の範囲でなくても問題はありません。)
お返し(内祝)の品は、かわいらしい国産(今治産)のタオルや洋菓子が特に人気です。
最近はカタログギフト+タオルやお菓子を1つの箱にセットするギフトも人気でございます。
行事にまつわるご質問やご相談は、お電話・店頭にてお気軽にスタッフまでお声掛け下さいませ。