【Q&A】ひな人形
サンエツ本店では只今ひな人形展示会を開催中です。
1月に入り、お客様より雛人形に関するご質問を多くいただいておりますので、一部ご紹介させていただきます。
Q1.ひな人形・五月人形は何のために飾るの?
A1.ひな祭りはもともと、平安時代のお人形(ひいな)遊びと、人形に自分の厄を移して海や川へ流した「流しびな」の行事が結びついたものです。
そこから、ひな祭りでは、人形が身代わりになり子供に災いが降りかからないようにという家族の願いや、人生の幸福が得られるようにという気持ちを込めて人形を飾るようになりました。
五月人形については、兜や鎧は身を守る道具で、武家社会の中では男子にとって非常に大切なものでした。
やがて江戸時代に入り、泰平の世となってからは、子供の身を守り災いがかからないようにという願いを込めて、兜や鎧を飾る風習が広まりました。
雛祭りと端午の節句の行事の根底に流れているのは「わが子の幸せを祈る親の心」です。この「心」を大切にし、子や孫に伝えていく行事です。
Q2.ひな人形・五月人形はいつ頃買えば良いですか?
A2.基本的には、お雛様・五月人形ともに、飾る直前の時期にお買い求めいただければ良いでしょう。
お買い求めになるのは初節句を迎えられる頃の場合が多いと思います。
初節句は早めに飾り付けますので、ひな人形は1月~2月初旬、五月人形は3月に入ったらご購入されることをお勧めします。
Q3.何に気をつけて買えば良いのでしょうか?
A3.お人形のお顔や衣裳、付いている飾り、ケース(飾り台)などの良し悪しや価格はもちろんですが、大きさも重要な要素となります。
お人形をどこにお飾りになるか、あらかじめ候補の場所を考えておくと選ぶときの助けとなります。
お節句人形は毎年飾ったり片付けたりするものなので、置く場所や収納スペースは購入する際の大切な判断基準となります。
Q4.ひな人形や五月人形はいつ頃飾れば良いですか?
A4.おひな様は2月の立春過ぎから、五月人形は4月に入ると飾りましょう。
この他、行事に関すること、贈り物に関すること等何なりとお気軽にお問合せくださいませ。